小京都、出石観光といえば?城下町散策と皿そば体験は外せない!
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緑の季節、美しい自然の山を眺めながらぶらり歴史探訪はいかがでしょうか。
毎年約500万人が訪れている豊岡市には、
明治の情緒を感じられる出石があります。
趣のある出石城下町で立ち寄りたいスポット
その中心部にあるのが出石城。
出石城は慶長九年(1604年)、
一国一城令のもと小出吉秀によって有子山城を廃城とし、その麓に建てられました。
天守閣はありませんが、本丸を囲うように
二の丸、稲荷曲輪、西の曲輪、下の曲輪、山里丸があり、
外方には三の丸、竪堀が残っています。
昭和に櫓(やぐら)や登城門、登城橋なども復元され往年の歴史の面影を偲ばせてくれます。
城下町にある出石のシンボルの時計台、
辰鼓楼(しんころう)は明治4年に建設された鼓楼で、約140年間この町を守ってくれています。
昔は太鼓で1時間ごと時(辰)を知らせていました。
出石城の裏手には有子山城や神社があり
山上からは出石城下町を一望できます。
碁盤のように程よく町割りされた城下町は但馬の小京都とも呼ばれ、
国の重要伝統的建造物群保存地区となっています。
明治の趣が感じられる歌舞伎座、永楽館
こちらは永楽館という歌舞伎の劇場です。
明治34年に開館され、近畿地方最古の歌舞伎座として
現在まで活発に公演が行われています。
平成26年には兵庫県重要有形文化財の指定も受けました。
独特な赤褐色の土壁と大きい屋根がとても印象的です。
公演がないときは、俳優になったかのように舞台に上がってみることもできるそうです。
ただし、上演時には見学が難しいのであらかじめ詳細を確認しておきましょう。
*場所:出石 永楽館
豊岡市出石町柳17-2(オーベルジュ豊岡1925より車約20分)
http://www.izushi-tmo.com/eirakukan/kouen/
そして、美術館、史料館など徒歩圏内で観光できるところが各所にあり
出石皿そばや出石焼きなどの出石の特産物をお楽しみ頂きます。
そば打ち、絵付けの体験ができるお店も多々あります。
初心者もできる!出石おそば作り体験!
出石でしか経験できないおそば作り体験です!
せっかくなのでぜひ自分で作り上げたおそばをお楽しみください。
出石のおそばは小さなお皿に盛られているのが特徴です。
また皿そばの大食い大会が開かれていまして、1位はなんと100皿以上も食べられるそうです!
ちなみに新そばは11月が最適季節です。
約50軒も並ぶ関西屈指のそば処で皿そばの食べ歩きもいいですよ。
*出典:出石皿そば共同組合http://www.izushi.jp/sarasoba/
出石の春を満喫しよう!出石城初午大祭
オーベルジュ豊岡1925から車で約20分で行ける出石城にて
但馬の三大祭りのひとつ出石初午大祭が毎年春に行われます。
出石城の城郭内、最上段の本丸にある有子山稲荷神社にて
400余年続く伝統のある大祭です!
身分制度が厳しい江戸時代に年に一度だけ初午の日に限り城の大手門が開放され、
一般町民の参詣が許されました。
そのため、祭りの日には三たん(但馬・丹後・丹波)の参詣者が集まり
三たん一の大祭と言われています。
「出石の初午が過ぎるともう雪は降らない」といわれ
現在も五穀豊穣、商売繁盛を願うお祭りとして
300を超える露店などが立ち並び、数万人の観光客で賑わいます。
春を告げる、めでたい但馬のお祭りの後は
出石そばの食べ歩きや近くの温泉など観光も楽しめます。
ご夕食はオーベルジュ豊岡1925の但馬牛や但馬野菜をふんだんに使った
極上のフレンチ料理をいかかでしょうか。
歴史ロマンを感じる館内で身をゆだねながらごゆっくりと過ごせる和やかな空間です。
四季がずっと楽しい!出石のお祭り情報まとめ!
●出石初午大祭(毎年3月の第3金曜~日曜)
所在地:出石城(豊岡市出石町)
JR豊岡駅よりバス30分「出石営業所」停下車
問合せTEL:0796-52-2113(豊岡市商工会出石支部)
●出石そば喰い大会(4月中旬)
場所:出石町内町 出石城跡
●桜まつり(毎年4月)
場所:出石町内町 出石城跡
●幟まわり (毎年5月5日)
場所:出石町内町
●奥山川ほたる祭り(毎年6月)
場所:出石町奥山 奥山渓谷
●藩夏まつり(毎年8月)
場所:大手前広場周辺
●愛宕の火祭り(毎年8月)
場所:出石町中村 伊福部神社境内
●秋まつり 喧嘩だんじり(10月)
場所:出石町内
●出石藩きもの祭り (毎年10~11月)
場所:出石支所前広場
●出石お城まつり (毎年11月)
場所:出石町内
●出石皿そば「新そばまつり」 (毎年11月)
場所:出石支所前広場
時期を問わず楽しく観光できる出石!
この季節、レトロな町並みの出石をぜひお楽しみください♪