初フレンチで困らないためのマナー5つとは?

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結婚式やパーティなどではよく口にするフレンチは、普段食べ慣れていないコース料理であるため、テーブルマナーをはじめ流れが分からず困る方も多いのではないでしょうか。
格式が高そうで、マナーも難しそうなフレンチ。しかし、フレンチを楽しむには、この基本され覚えておけば大丈夫です。

 

最も重要なのは、その「雰囲気を楽しむ」こと!大切な人との大切な時間をよりスマートに楽しむ方法をお伝えします。

 

 

 

1.まずは、言葉から!そもそも「フレンチ」って何?

 

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フレンチ(フランス料理)というと、格式高いお料理のようなイメージがありますね。
フレンチは、当初フランス王国の宮廷料理だった献立の総称を意味します。
ソースの体系が高度に発達していることが特徴で、各国で外交儀礼時の正餐として採用されることが多々あります。おそらく格式高いというイメージも、これに影響を受けているのでしょう。

 

そして、フレンチのお話でよく「キュイジーヌ」という言葉も耳にします。
これは、フランス語で「料理」もしくは料理をする「場所」を意味します。
現在では、キュイジーヌという言葉には、地域の素材にこだわり、その組み合わせやアレンジを工夫する料理という意味が込められているそうです。

 

 

 

2.コースの流れを把握しておけば難しくない!

 

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何か横文字でずらりとメニュー名が書いてあり、難しそうなフレンチ。
何をどう決めればいいのか迷いますよね。

フレンチのメニュー構成はお店によって様々ですが、
大きくハーフコースとフルコースがあります。

一般的にフルコースの場合、

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乾杯酒の後、

アミューズ(始まりの一皿)
→ オードブル(前菜)
→ ポタージュ(スープ)
→ ポワソン(魚料理)
→ グラ二テ(お口直し)
→ ヴィアンド(肉料理)
→ デザート
→ アフタードリンク 

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といった流れが多いと思います。

 

デザートまでの時間は大体1時間半から2時間程度です。
食材の味を堪能しながら、ゆったりと雰囲気を楽しめることがフレンチの魅力ですね。

 

 

 

 

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お料理とお料理の間で、口直しの役割をするパンは、
オードブルと同じタイミングくらいに運ばれてきます。
大体パンのお替りは自由ですが、せっかくのフレンチなのに、パンで満腹にならないように気を付けましょう!

 

 

 

 

 

3.ナイフとフォークはどれを使えばいい?

 

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コースの流れが把握できたらこれからが本番!
テーブルの上にセッティングされている数多いフォークとナイフを見て「どうしよう~」と困った経験があるかと思います。フォークとナイフの使い方もしっかり確認しておきましょう!

 

基本的には、右側にナイフが、左側にフォークが置いてあります。それぞれ一番外側から一個ずつ使っていきます!

 

よくよくみたら、外側から内側へと大きさが若干違うことが分かります。一番内側にある大き目のフォークとナイフはメイン料理の「肉料理用」だと覚えておけば、緊張したといっても順番を間違ってしまうことはないでしょう。

 

 

 

 

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デザートフォークとナイフは事前にセッティングされる場合も、デザートのタイミングでセッティングされる場合もあります。

 

どれでも基本的に一つの料理につき一セットずつあります。
大体、お皿と一緒にフォークとナイフも下げてもらいます。
食べ終わったら、お皿上の右下にきれいに並べておいてお皿と一緒に下げてもらうのがスマートです。

 

 

 

 

 

 

4. フレンチレストラン、予約してみよう!

 

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フレンチを楽しむには、予約が第一歩です!
予約の際には、人数や苦手、またはアレルギーの食材、そして、どのような目的での利用なのかを事前に伝えておくことをオススメします。

事前に伝えておくことで、当日メニューを決めるにかかる時間が短縮できますし、
お店側も準備する時間が確保できますので、サービスもよりスムーズになります。

 

お店によっては、ケーキや花束などの手配もしてくれるので、必要であれば予約のタイミングで確認しておきましょう!

遅れる場合は、電話一本入れてあげるのがマナーですね。

 

 

 

 

5.フレンチレストランに相応しい服装とは?

 

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やはり「非日常」というイメージがあり、何を着ればいいのか悩みますね。
カジュアルな雰囲気のお店なら普段の洋服でも問題ありません。
格式のあるお店などの場合は、男性はジャケットを、女性はワンピースの方がハズレはないかと思います。

 

お荷物や上着は大体クロークで預かってくれますが、お財布などの貴重品はお断りされる場合が多いです。
しかし、テーブルの上にも荷物を置きませんので、椅子の背と背中の間におけるような小さ目のバックを持ってくことをオススメします。

 

 

 

 

 

6. 最後までスマートに!

 

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フレンチは最後の最後まで緊張をほぐせないですね。
デザートとアフタードリンクを十分に楽しみ、そろそろだと思ったら、ウェイターに軽くサインを送りましょう。お店にもよりますが、お席まで持ってきてくれるところが多いです。
精算後も、お席までレシートとともにもって来てくれます。

領収書や帰りのタクシーのお手配などはこのタイミングで一言添えるのがスマートですね!

 

 

 

いかがですか?

少しは身近なものに感じて頂けましたでしょうか?
この基本のキさえ覚えておけば、困ることは何一つありません!
緊張感をほぐし、その場雰囲気を楽しみましょう♪

 

 

 

 

あなたの初フレンチを応援します。

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●オーベルジュ豊岡1925

兵庫県豊岡市中央町11-22
TEL:0796-26-1925

詳しくはこちらをご参考ください。
http://1925.jp/restaurant/