豊岡といえばコウノトリ、カバン、お菓子！これは外せない3つの魅力

兵庫県で一番大きい豊岡市は、大阪、神戸から1時間ほどで行けるので近場の旅行として人気で、観光スポットもたくさんあります。 その豊岡の特産品といえば、「豊岡カバン」「豊岡スイーツ」ですが、特急列車の名前にもなっている「コウノトリ」も思い浮かべるのではないでしょうか。そんな豊岡の魅力をご紹介します。

国の特別天然記念物コウノトリは、県鳥、市鳥でもある兵庫を代表する水鳥

翼を広げると2メートル近くにもなるコウノトリ。 明治以降、乱獲や生息環境悪化のため数が激減し、1971年には国内で確認された野生のコウノトリも絶滅してしまいました。人間環境によって絶滅したと言っても過言ではありません。

文化財保護法により兵庫県は管理団体の指定を受け、豊岡市にある「兵庫県立コウノトリの郷公園」「飼育施設コウノトリ保護増殖センター」にて、コウノトリの保護にあたっています。 長年にわたる人工飼育のかいあって今では個体数も増えて野生復帰のため放鳥も行っています。

自然繁殖や保護のため、餌場づくりの整備、巣づくりができる巣塔の設置、周辺農家も無農薬栽培にするなど、官民一体となって環境づくりに力を入れています。

 

▽兵庫県立コウノトリの郷公園

場所：豊岡市祥雲寺字二ヶ谷128番地
問合せTEL：(0796)23-5666
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/

 

▽豊岡市立コウノトリ文化館

場所：豊岡市祥雲寺127番地
問合せTEL：0796-23-7750
http://kounotori.org/bunkakan/

開館時間：9：00～17：00
休館日：毎週月曜日（祝休日にあたる場合はその翌日）
　　　 年末年始（12月28日～1月4日）
入館料：無料（任意：コウノトリ環境協力金100円）

 

 

豊岡名産としてお土産に人気な豊岡カバン

江戸時代から続く全国有数のカバンの産地で、人工皮革、塩ビレザー、ナイロンなどの素材のカバン類は全国約8割が製造され豊岡特産業の中心となっています。また豊岡の伝統工芸、杞柳細工（きりゅうざいく）のカゴやバスケットも人気です。

市内にはカバン専門のショップや工房、製造工業などがあり、いつでも見学や体験できるカバンスポットがたくさんあります。なんと、カバンの自動販売機もあるのでぜひカバンめぐりをされてみてはいががでしょうか。 きっとお目当てのカバンや一生モノのカバンに出合えますよ。

豊岡では毎月、第4日曜日にマルシェが開催され、宵田商店街（カバンストリート）は歩行者天国となり、軽よん市、クリエイターズマーケットや色々体験できるワークショップも立ち並び、ライブ・食べ歩きなど楽しいイベントも盛りだくさん。日帰りや旅行でぜひ寄ってみたい観光スポットです。

 

▽カバストマルシェ

開催：毎月第4日曜日　10：00～16：00
会場：宵田商店街(カバンストリート)
問合せTEL：0796-22-2089 宵田商店街振興組合
http://www.cabanst.com/

 

 

日本お菓子のルーツ、豊岡はお菓子発祥の地

 

「古事記」「日本書紀」が伝えるお菓子の神様、田道間守命（たじまもりのみこと）を祀る中嶋神社があり、2日間にわたって行われる春のビッグイベント「菓子祭」が毎年開催されます。

 

例大祭（菓祖神祭）では、祭典、福引、もちまき等、全国の菓子業者も参拝に訪れ盛大に行われます。

 

前日祭には歩行者天国になったメインストリートに兵庫県内外から約60店のお菓子店が大集合！イベントも行われ、家族連れの観光客も多く、前日だけで例年2～3万人訪れるそうですよ。様々な銘菓や人気のスイーツをぜひ味わってみてください。

 

▽菓子祭前日祭

開催：毎年4月 10：00～15：30
場所：大開通り（JR豊岡駅すぐ）
※雨天決行。車両交通規制有。
問合せTEL：0796-22-4456 菓子祭前夜祭事務局
http://toyooka-cci.jp/

 

▽中嶋神社 菓子祭例大祭

開催：毎年4月 9：00～14：30
場所：菓祖総本社 中嶋神社（豊岡市三宅1）
JR豊岡駅から全但バス奥野行き中嶋神社前下車
問合せTEL：0796-27-0013